乳歯の虫歯も放置は危険!
こんにちは、北区東古松のハローズの敷地内にあります、すまいるフレンド歯科です。
本日は前回の続き、乳歯の虫歯を放置することによって起こりうるデメリットについて
お話していきます。
1 顎の発育に影響する
虫歯の痛みを我慢して食事をするため、偏った咀嚼となり、顎の発達にも悪影響を及ぼします。
顎が十分に発育しなかったり、左右の顎のバランスが乱れたりということが起こります。
咀嚼回数の減少により、嚙む力の発育も妨げます。また噛むときの痛みや噛みにくさから、
固い食べ物を避けるようになるなど偏食にもなりやすくなります。
2 永久歯への生え替わりに影響する
重度の虫歯によって早期に乳歯を失うと、永久歯が勘違いをして早く生えてきてしまう、両隣の歯が
傾いてしまい永久歯が生えてくるのに十分なスペースがなくなる、など歯並びが乱れる原因に
なります。
3 虫歯のリスクが高まる
虫歯を放置していると、口の中で細菌が増え続けてしまいます。口の中に細菌が多くなり、
他の歯が虫歯になるリスクが高くなってしまいます。
4 永久歯の発育を妨げる
虫歯が進行して歯髄にまで達すると、乳歯の下で発育途中の永久歯に悪影響を及ぼします。
変色や凹みのある永久歯が生えてくることもあります。
5 デンタルIQが向上しない
『痛くても歯医者にいかない』『虫歯が出来ていても放置している』という経験をしてしまうと
そういうもの、それでいいんだという意識がお子さんに根付いてしまいます。
そのためデンタルIQが向上しないまま、永久歯まで早期に失ってしまう危険性があります。
デンタルIQとは、その人の歯とお口への関心、意識の度合いを示す言葉です。
乳歯のうちから関心と意識を高めて、いつまでも自分の歯で過ごせるようにしましょう。